今日から芽欠き作業に入りましたが、芽の伸び具合がもう少し足りなく作業はもうちょっと待ってからとなりました。 でも芽がたくさん伸びてきていて今年の成長ぶりは全く心配なさそうです。 今日は約45人くらいの参加者がありうれしい限りでした(^.^) 作業が少ない分、新潟ばら会会長より生命の起源の話やら植物の光合成の仕組みやら長時間に渡りハイレベルの野外講義を受けました。 今日の芽欠き作業の指導の要点をまとめてみます。 ★生育が良いと一カ所から2,3本の芽が伸びてきます。ばらの書物を読むと、元気の良い芽を一つ残してほかの芽を欠くと書いてありますが、そうではなく”芽の伸びる方向”をみながらバランスを考えて芽を一つ残します。 伸びた芽がお互いぶつからないように方向を見ます。 ★芽が小さいときに全てを行わないで、ある程度伸び始めてから芽の生長具合を見ながら少しずつ行う。 これはちょっとハイレベルの管理です。 芽は伸びるとき、まず芽を包んでいる包葉が割れて芽が伸びてきます。その先に小さな囲むような葉が何枚かあり、それが包葉と思いますが、その次ぎに少し大きな一枚葉がつきその次から5枚葉が現れます。 この5枚葉までの葉っぱは、最初の芽を伸ばすためにだけ活躍した葉っぱでしばらくすると役目が終わって枯れてきます。芽がある程度伸びて、この役目が終わると葉っぱが弱ってきて黒点病などの病気にかかりやすくなるため5枚葉より根元の葉は全てきれいにむしり取ります。 なかなかココまではしませんよネ。これが越後丘陵公園の管理レベルの高さを示すものなんです。 薬剤散布の話です。 右側にあるのが「米酢」「木酢液」「ピカコー」「キトサン」。 この有機成分からできたものを使用しながら化学薬品の濃度を薄くして使用しています。 害虫、ダニ、病気の薬品をそれぞれ数種類用意して、この3種類の効果のある薬品の組み合わせを変えながら散布しましょう。 症状が出てからでは遅く、春の今のうちから散布するのが大切! 満月と新月の時に虫達は活発に活動するため、その時に散布すると効果があるそうですよ!ちなみに次の満月は4月20日デス。 それと散布ノズルは完全な霧状より少しゆるめて、細くして勢いを強くした方がまんべんなく葉に薬剤がかかるそうです。 5月14日~19日に開催される「第10回国際バラとガーデニングショー」に国営越後丘陵公園のブース出店が決まりました。 春のばらまつりに向けてPR効果絶大かと思います。
by bzm42421
| 2008-04-13 23:41
| 芽欠き
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